2018年9月に入ってから災難のニュースが多いこと

9月に入って間もなくの1日朝食を摂った直後突然緊急対応要請の電話が入り、日本留学中の友人の娘が救急対応ということで要請され、救急に運ばれた都内の病院で夜まで緊急手術、入院など対応に追われた。夏休みを利用して本国に一時帰国するため荷物のパッキングする際ゴムバンドをフックしょうとしたが、なんだかの原因で外れて先端が飛んだ勢いで眼鏡に衝突し、眼鏡ガラスが割れ、運悪く割れたガラスが目に突き刺さるような事故となったそう。突き刺さった具合がよろしくなく結局視力が回復することは見込めない宣告を受けてしまい、正直本人または家族ではない自分も心が沈んで、心身ともにすごく疲れを感じた。本人とご家族はさぞもっと辛いだろうなと、本人はまだ若いので、回復力を信じたい。

9月4日日本を襲った巨大台風21号は東京近辺にはそれほど大きくないが大阪など関西地方に大きな災害の傷跡を残した。関西空港がしばらく機能回復できないほど被害となったのはだれが想像しただろうか。天災+事故によって人間が計算したリスクよりも大きい問題が発生したことで、想定外の事態が実際に経済などへの影響にしばらく尾を引くようなこととなるだろう。やはり想定外のリスク分析は難しい。

大変だと思った直後に北海道の大地震、北海道全土で停電が発生した。立て続けに天災リスクが発生し、関西の社会基盤停止に北海道全土の社会基盤機能停止。考えさせられる9月突入直後の出来事に今後自分の世界観を影響することは間違いないだろうと思う。

どうか皆様ご無事でありますように祈っております。

(2018.09.06)北海道の全戸停電、復旧めど立たず 震度6強の地震

北海道の全戸停電、復旧めど立たず 震度6強の地震

朝日新聞Digital記事 2018年9月6日08時21分

 6日午前3時8分ごろ、北海道胆振地方を震源とする地震があり、震度6強を観測した。気象庁などによると、震源の深さは約37キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6・7と推定される。厚真町などで多数の家屋の倒壊や土砂崩れが発生し、生き埋めの人がいる模様だ。北海道電力によると、道内のすべての火力発電所が停止し、道内全戸の約295万戸が停電している。

北電によると、厚真町の苫東厚真発電所(石炭火力)に大きな被害が出てダウンしたため、電力の需給バランスが崩れ、ほかの火力発電所などが連鎖的にストップしたという。

電力復旧のめどは立っていない。北電は水力発電所を立ち上げ、供給の再開を急いでいる。

原子力規制委員会北海道電力によると、北海道電力泊原発(北海道泊村)の外部電源が喪失した。非常用ディーゼル発電機によって、燃料プールにある使用済み核燃料の冷却は継続しており、午前4時現在、異常は確認されていないという。ディーゼル発電機の燃料は、少なくとも7日分は確保されているという。

JR北海道は6日朝の始発から全線で運転を見合わせた。復旧のめどはたっていない。札幌市営地下鉄と市電も停電のため、始発から運転を見合わせている。

新千歳空港は午前5時40分現在、全館で停電している。旅客ターミナルビルで水漏れが発生し、受付カウンターの一部が破損している。

胆振東部消防組合(厚真町)によると、午前5時半現在、「民家が倒壊している」との情報が厚真町内で6件、土砂崩れによる民家倒壊の情報が厚真町内で3件寄せられた。道路が液状化によって寸断されている場所があり、救助にいけない場所もあるという。停電が続く中、119番通報が相次いでいるという。厚真町消防に入った情報によると、町内で10棟が倒壊し、生き埋めの人がいるという。人数は不明だ。

苫小牧市役所によると、市内在住の82歳男性が階段から転落して心肺停止、そのほか9人がけがを負ったという。同市立病院には男性が骨折で搬送されている。市内ではガス臭がするとの情報も入っている。同市役所の職員は自宅で大きな揺れを感じた。立っていられないほどの強さで、揺れは1分ほど続いたという。

室蘭市の新日鉄住金室蘭製鉄所構内にある三菱製鋼室蘭特殊鋼によると、製鉄工場から出火した。ただ午前6時10分現在、ほぼ鎮火し、人的被害や施設の大きな被害はないという。

各地の震度は次の通り。

震度6強 北海道安平町▽震度6弱 千歳市▽震度5強 札幌市北区、北海道苫小牧市江別市三笠市恵庭市長沼町新ひだか町▽震度5弱 函館市室蘭市岩見沢市登別市、伊達市、北広島市石狩市、新篠津村、南幌町、由仁町、栗山町白老町

気象庁によると、原因は不明だが震度のデータが入ってこない観測地点が複数あり、そのうち厚真町で6強、むかわ町で6弱の揺れを観測したと推定される。他に震度7を観測した地点がある可能性も否定できないという。

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(2018.09.04台風21号)地盤沈下に悩んできた関空 想定外の冠水・タンカー衝突

(朝日新聞Digital)地盤沈下に悩んできた関空 想定外の冠水・タンカー衝突

朝日新聞Digitalの記事 2018年9月4日23時22分

 台風21号の高潮で大規模に冠水した関西空港大阪湾に浮かぶ人工島で、1994年の開港以来、地盤沈下に悩まされてきた。津波や高潮の高さを下回らないよう護岸のかさ上げ工事を繰り返してきたが、「想定を上回る潮位」に襲われた上、タンカーが連絡橋に衝突し、孤立状態に陥った。

関西空港は、2本ある滑走路のうち第1ターミナルビル南側にある第1滑走路(全長約3500メートル)が全面的に浸水した。国土交通省などによると、滑走路は海面から高さ5メートル地点にあるが、最大50センチ冠水した。

運営会社の関西エアポートによると、4日の日没までに浸水被害の全体状況を確認することができず、運航再開の見通しについて、広報担当者は「まったく未定」と繰り返した。

関空島は大阪湾の泉州沖約5キロの海上に造成された。同社によると、地盤沈下はいまも続き、94年の開港以来、昨年までに約3~4メートル沈んでいる。2004年には台風による高潮と高波で護岸が崩れ、浸水被害が出たこともあった。

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